最低限取得しておきたい資格

サーバーエンジニアとして働く際に役に立つ資格は多く存在します。
その中でも最低限持っておきたい資格が「基本情報技術者」です。
この資格は経済産業省が主催している国家試験で、試験に合格した者はITに必要な基礎的な知識に関する情報を所持していることを証明します。
サーバーエンジニアに限らず、すべてのエンジニアが持っておきたい資格の一つであり、最初に取得を目指す人も多い資格です。
もうすでに取得している人はこちらを参照⇒サーバエンジニアの資格情報

基本情報技術者は国家試験であることから、資格としての知名度が非常に高いです。
資格を所持していればサーバーエンジニアとしての企業に就職する際には有利に働きます。
また基本情報技術者は受験に関する制限がないことも大きな特徴です。
特別な資格を所持している必要もければ、年齢制限などもありません。
そのため、受験者が非常に多いとされています。

基本情報技術者試験は、午前の試験と午後の試験でそれぞれ100点満点中60点以上を取ることが合格条件となっています。
しかし、この合格点はあくまでも基準という扱いなので、60点以上を獲得しても不合格となる場合があります。
つまり、基準点をギリギリ狙うような姿勢よりは、100点満点を目指す姿勢で勉強することが大切になります。
試験の合格率は30%程度とされていますが、近年の合格率は上昇傾向にあると言われています。

基本情報技術者試験で高得点を取る勉強方法としては、過去問を収録した参考書などを徹底的に利用することが非常に効果的です。
試験では多くの分野から多種多様な問題が出題されるため、かなりの知識量が要求されます。
しかし、出題される分野を全て勉強しようとしても覚える難易度が非常に高くなってしまいます。
そのため、過去問を分析することで出題される分野の傾向などを分析しておけば、無理をしないで効率的な勉強がしやすいです。